2017年には歴史上最も多い観光客数を迎えたチリ、2018年はその逆の結果となった。チリの観光業界の大半はアルゼンチンからの観光客に頼っており、2018年には同国からの訪問人数が25%減少した。それでも全体の43%を占めている。
2018年11月と12月にチリ国内を訪れた観光客は570万人で2017年の640万人よりも11% 少なくなっている。比較対象となっている2017年が歴史的数値であるために減少している事が大きく取り上げられてしまっているが、前年よりも低くなっている理由を考えさせられるきっかけとなっている。
新たな訪問者達
全体的には観光客の減少が指摘されているが、個別にみると他の国からの訪問客が増加しているのも分かる。
米国からの観光客は4,5%増加、カナダ7%増加、メキシコ3,8%増加、ブラジル8%増加、ヨーロッパ諸国4%増加、オーストラリア1,5%増加、中国14,1%増加。
2017年度に観光がチリ経済にもたらした利益は4億2千万米ドルであった。2018年度の状況はまだ発表されていない。
観光省は、観光がチリ経済の最も太い柱となる事を目指しており、そのためには観光業界が更に開発され、持続可能な成長を続けられるように戦略を練り、挑戦し続けていく必要があると発表している。また国際的なプロモーション戦略が必要不可欠だという見解も示している。
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Presentación – Esto es Chile from Bustamante Producciones on Vimeo.
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情報源: Turismo en Chile sufre duro revés: Cantidad de visitantes disminuyó un 11% en 2018 | Emol.com