2018年8月2日、サンティアゴのプロビデンシア地区で露店を禁止する条例が施行された。
初日の取り締まり件数は22件で、そのうち17件は許可無しの路上での物品販売で警察署に任意同行となり、1件のタバコの違法販売、2件の麻薬の密売、その他は罰金が課せられただけで自由となった。
販売されていた品物は徴収され、又、露店で買い物をしていた買い物客5人にも罰金が課せられた。
プロビデンシアの区長Evelyn Mattheiは、「この地区には1000のミクロ企業が存在する。正当な道を選んだものには可能な限りの援助を、違法な方法を使用するものへの容認はない。」と言及した。
「歩行者が落ち着いて歩けるように歩道を歩行者に戻し、露店の騒ぎが夜間の睡眠の妨げになると住民からの苦情も多かったこの地区の取り締まりは信じられないくらいの出来事である。」
「取り締まりに対する暴力的な抵抗は見られなく、反対に驚いている様子の方が多かった。違法な品物を売る方にも買う方にも同様に罰が与えられる。違反した者への罰金は最高で237.000ペソ(約41000円)となっている。」
警察による巡回はシフト制(06:30-15:30、13:30-22:30)で行われている。