クリスマスに人道的赦免を受けたフジモリ元大統領は、本日、病室からビデオメッセージで自らの任期中に一部の国民を裏切った事を謝罪し、クチンスキー大統領が採用した複雑な第一歩に対して感謝の言葉を述べました。
「ご理解いただけるように、今回の出来事は衝撃的で、極端な喜びと後悔の気持ちが入り混ざっています。私の任期中に自分の政策が一部の国民には良く受け入れられ、その反面一部を裏切った形となった事を認識しています。その方々に心から謝罪を述べます。
私の人生の新たな扉を開けてくれたクチンスキー大統領の複雑な判断に、和解への呼びかけを強く支持します。
クチンスキー大統領、寛大な対応をありがとうございます。この場所から、この国の偉大さのために頑張っている国民と希望を共にします。ペルー人が優先するはペルー国なのだから。」
人道に対する罪で、25年刑を執行しているフジモリ元大統領は、23日土曜日に不明脈と血圧降下のためにバルバディリョ刑務所から、クリニカ・センテナリオに搬送されています。
クチンスキー大統領によるフジモリ元大統領への恩赦は、フジモリケンジ議員と側近による票で大統領職を罷免するのを免れた数日後に発表されました。