去る1月18日、イダルゴ州で発生したパイプライン爆発事件の死亡者は最終的に115人となった。しかし、悲劇的なその事件は、その後の燃料の窃盗を止めるには十分では無かった。
メキシコ政府によると、1月7日から27日の間に国内の1684ヶ所で燃料の窃盗が発生しており、その内1022ヶ所は場所が特定されてないため、その地域の危険性が潜んでいる事を意味する。
1月22日に、569ヶ所で違法な燃料の抜き取りが行われていると発表されたが、その5日後には約3倍になっている。
AMLO政権は軍を動かし、「ウアチコレオ」と呼ばれる石油の違法抜き取り、販売、購入を行う犯罪グループ、行政関係者、企業家、一般市民と全面的に戦うと公言している。
ウアチコレオによって、石油会社Pemexは約3467万ドルの損失を被っている。
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